ペンよさらば

手書きがコンプレックス

『勢い、余って』(初創作)

はい、どうもこんにちは。
先代のスマホケースから一万円札が出てきてウェイと化してます。田中です。
ウェイウェイピースピースグローバルぴーぽー。




まあ今日はですねー
タイトルの通りです。僕が書いた小説(?)を投稿するだけです。

前のスマホのデータを移してたらメモ帳から見つかってですね。ああ、そーいや書いてたなと

だんだん思い出してきました。あれは新2年生の春休み最終日の夜のこと、部活で疲れきり宿題が終わらないうっぷんをひたすらスマホを叩いて書き起こしていたのでした。(そんな暇あるなら宿題やれ)


そうなるとこれは小説なんかじゃないですね。Twitterの読書垢で創作をなさっている方との交流を増えてきたところなので失礼にあたりそうです。

小説以下の何かってことにしておきましょう。
このまま人の目に触れずに消えるのも悲しいんでブログで供養させていただきます。睡眠時間を削ってまで愚痴を書ききった昔の田中君も報われないしね。

ほとんど愚痴ですがよかったら読んでいってください。短いですので。







『勢い、余って』

自分の中で何かが切れ、左手に持っていたシャーペンを思いっきり後ろに放り投げた。
尖りきった芯はきっと壁に突き刺さったことだろう。知らんけど、そう想像しておく。そうすれば後ろから覆い被さっていた不安というか怒りというか、頭痛の種となっていたものが退いていくから。だが真の敵は前にいる。目に見える形で。机の上に置かれた明日までに出すべき英語のプリント計13枚。こいつをどうしてやろうかと。手をつけたと言えるほどには進めたが、もうペンを投げた。医者が匙を投げるように。どうするかは決まっている。賽を投げたように。このプリントの両の端を両の手で掴んで破り、いや引き裂きたいのだ。意味をなさなくなるほどにキレイな真っ二つで。一枚一枚ではなく13枚重ねてがいい。力はいるが、こういうものは手ごたえがあってこそなのだ。想像が計画の母となり、ボタンを押す指のように手そのものが感触を得たがっている。まっぷたつ、まっぷたつ。ビリビリ…いやザーかな早く音も確かめたい。このプリントを裂きたい。
おや?気がつけば止まらなくなっていた。そっか、賽は投げられたんだっけ。なら止まるはずがない。理性がこうも弱いとは…おぉ情けない、俺の理性…。だがもう投げたのだ。許せ。

息を大きく吸い一拍止めて両手に力をこめる。右手は奥に、左手は手前に。手の震えが紙に届いた一瞬の後、小さな裂け目がうまく真ん中に生まれた。よし、あとは下り坂だ。裂け目はどんどん広がる。不思議と自分が取り返しのつかないことをしているという実感がわかなかった。少しは躊躇が顔を見せるものだと思っていたが、数センチ、いや数ミリ繋がってさえいれば引き返せると思え…いや…違う、多分これを裂きった先にあるのは後悔ではないはずだ。その根拠のない確信から今の行為に小さな正義を見出し、より一層力がこもった。小さかった裂け目が下にたどり着いた瞬間に僕の両手は自由になる。何だか気持ちが晴れた。
あらら、破れちゃった。やーい、これで宿題出来ないぞー。ざまあみろ英語科!そもそも知ってる?使用者の人口で言えば中国語も英語に迫るんだよ?それを英語一択って、それほどつまらないものなんてないや。ならいっそのこと中国語を勉強してやろうかな。こっちの方が興味あるしね。そういえばセンターも中国語で受けられるんだっけ?お!もう中国語一択じゃん。
「はぁ…」
何かいいことを思いついたとき人は気持ち良くなるものだけれど、今回はすぐに虚しさが襲ってきた。
「明日の準備して寝よ。」
そう声にだした。プリントの破れ方が明らかに左に逸れているのが目に入り、僕を不快にさせた。きっと今までも見ないようにしてきたのであろう。いつも芯の通ったものを心の中に作り上げて、それを守っていた。だが崩れた。まず芯が歪んで外側が耐えきれずに壊れたのか、それとも纏っていたものが剥がれたがために歪んだ醜い芯が露わになったのかは知る由もない。やはり不快だ。攻める対象を何に求めたら良いか分からないのだから。それでも僕は26枚になったプリントをカバンに入れるのを忘れなかった。









やっぱり恥ずかしいね。

こうして離見すると倒置法がやけに多いことに違和感を感じるかな。あと比喩もビミョー…。
センスがついてくることを信じてとにかく書きまくるとしますか。たまにこうやって気まぐれであげるかもです。




コピペして貼っただけだから今回の記事は楽でした。文字サイズいじるぐらいの作業しかしてないんでなんかものたりない。


それではまた。