ペンよさらば

手書きがコンプレックス

高校最後の授業

はい、こんにちは
タイトルですが…なんか学校の作文みたいですね。

でも良いんですこれで。
今はとりあえず書きまくります。
センスはあとからついてくるはず。

タイトルにある通りです。
今日をもって高校の授業が全て終わりました。
希望者は2月中も講座があるのですが、僕には関係ないですね。

そうですね、僕にとっての授業は
「おせっかいだけどいないと寂しい両親」みたいな存在………

じゃなくて完全に「双肩を掴んでくる何匹もの鷲」でしたね。

しかも
耳元でやれ課題だの予習だの小テスト行うだの
もう、うざいのなんのって話。こちとら野球部って戦地で生きるのに必死なんじゃい。

特に「エイゴ」って奴がいてね。
掴むの強すぎるし、たまにつついたりもしてくるし、お前攻撃のバリエーション多すぎじゃね?って
思ってた。

あとね「スーガク」って奴。
なんか朝イチで突進しては飛び去って、昼過ぎにもう一発かますっていうね。
ちょ、おま、そりゃねーだろ。
よりによって眠気と組んでダブルパンチかよ。
卑怯なり。

後に「スーガク」には双子がいることが発覚しましてね。こいつに対抗するためにこっちも装備増やさなきゃで大変でした。


不満を漏らすように書いていますが、こなせなかった僕が悪いですね。反省してます。
でも、僕に誤った追試験の会場を教えて、追追試験送りにした罪は重いからな。




って本当はこういう愚痴を書こうと思ってたんじゃなくて、もっと良い話を書こうと思ってたんですよ。

愚痴る方は気持ちいいけど、聞かされる方はそうでもないってことは分かっているつもりです。

こんなボロボロの高校生活でしたが、唯一の救いが最後にありました。

それは世界史です

え?部活じゃないのかって?
んーそうですね、その話もいずれします。

とにかく三年になって大きく変わったのは世界史です。
なにより先生が変わったことが大きかったです。

新しい先生は一年生の時の副担任だった人で、とてもユーモアがあり、一年生の時に僕は悪友たちと一緒にその先生と盛り上がっていました。

授業でも期待は裏切らず、いつもみんなを笑わせてくれました。

そして何より、分かりやすかったです。

出身は早稲田の政経だそうで、知識が深く、自習用のプリントには豆知識なんかが散りばめられていて
理解がはかどりました。

本当に理想的な先生ではあるんですが……

ただ…ただね

テストが鬼でした。

あの人のことだから、テストもユーモアがあって楽しめるんだろうなー
なんて思って当日に配られたテストを見たら
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これですよ。
一瞬悲鳴あげそうになりましたよ。

とにかく地図見てくれ、地図を
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やばいでしょ。

アフリカ細けーし
中国南部なんて分解能ギリです。攻めてます。

バルカンなんてブルガリアルーマニアしか知りませんでしたよ。こんなに国あったっけ?

そして文字を使い果たしてしまい、記号に「γ」(ガンマ)を用いらざるを得ないというカオスっぷり。
アバウトな位置しか覚えていなかった僕は粉砕されました。

もう愛のムチを越えて嫌がらせですよ。
地図ハラだ。地図ハラ。

とか思ってましたが、今思えばこのスパルタで火がついて猛勉強できたんですよね。
おかげでセンター本誌での世界史は91/100点でした。

先生のおかげです。本当に。
大学でもこういう先生に出会えたらいいなぁ。